つづけること

ふと頭に浮かんだ詩を載せてます。
説教くさいものよりもフワっとしたもののほうが多いです。
皆さんの手軽な娯楽となれるよう頑張ります。

図々しいけど見守っていて


車で走る田舎道
三年ぶりの墓参り

学生のときは自分の世界が全て
死者に口なし 祈りなし
私の世界は私が回す
親戚 ご先祖 興味ないから
面倒なことはただ面倒
私の世界は狭かった

少し大人になって休みをもらい
車で走る田舎道
三年ぶりの墓参り

思うことなど特になく
親に言われて 義務的に来た
線香あげて 手を合わせ
ぼーっとしてれば終わるだろ

いざ 先祖を見つめ
手を合わせると
聞いてほしいことがあった

「私の未来の幸せを
両親が喜ぶ結末を
時代を生き抜く心と強さを」

いきなりきて図々しいよね
いつもは存在すら否定的なのに
でも今日くらいは神頼み
いや先祖頼みというのかな

幸せになりたいから見守っていて
私 頑張るから見守っていて
これからは毎年くるからさ
図々しいけど見守っていて

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許せる

家族と喋るの面倒臭がる 自分許せる?
人の悪口 喜んで聞いてる 自分許せる?

一人でいるとすぐ感傷にひたり
どこかへ消える
居場所さえ見つけられたのならば
笑顔に戻る

ただ何もしない
無関心のまま
終わり というのを待っている

「死にたい」って言葉が口癖
思ってもいないけど
かまってほしい
主人公でいたい
そうやって生きてきた
そうやって死なせてほしい

この汚い笑顔のままで
自分 愛してる


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「怖い詩、黒い詩 トーナメント」に出す詩です。
いつも書いてるものとは系統が違うから、書いてて楽しかったです。

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五行歌 「これからも」


楽しかった日の

次の日のご飯

喉を通らない

忘れたくないことは

これからも沢山あるのに

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