突き抜ける風
湿気も暑さもノーサンキュー
ガンガン冷やして
冷やしすぎたら少し弱めて
地球温暖化 ごめんなさい
でもある日の出来事
洗濯物を干すため 開いた窓から
ぬるい風が突き抜けた
私を突き抜け
玄関まで
身体を涼めて
脳みそまで
何故か実家を思い出した
なんと言えばいいのかな
昔 嗅いだ 夏の匂い
畳の上で寝ころがって
「あつい~」っと言ってたあの頃の匂い
数年ぶりに味わった
すごい嬉しい気分になって
窓にきれいな風鈴をつけた
風は何度だって訪れた
優しく私に訪れた
季節外れと言われるまで
この鈴の音は鳴らしていたい
何か込み上げるものがあるから
それは文字にはできないもので
地球の温度も悪くないなと
いつのまにやら思ってた
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